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堀井雄二、『ドラゴンクエスト12』については口を閉ざすも続編に全力投球と約束

by Sadie Sep 19,2025

『ドラゴンクエスト』シリーズの生みの親である堀井雄二氏が、『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』の開発が継続中であることを正式に確認し、中止説を否定しました。

2021年にシリーズ35周年を記念して発表された『ドラゴンクエストXII』は、2017年発売の『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』以来となるナンバリングタイトルです。発表以降、情報は極めて少なく、最後の大きな発表は今年2月、堀井氏が「開発チームが全力で取り組んでいる」とファンに向けて語り、徐々に詳細を公開していくことを約束したものでした。

この言葉通り、堀井氏は最近の『Gamereactor』とのインタビューで再登場し、プロジェクトが順調に進行中であることを改めて強調しました。

現時点で公開されている『ドラゴンクエストXII』の公式情報は、2021年に公開されたロゴのみとなっています。

「詳しいことは話せません…申し訳ない」と堀井氏は語りました。「ですが、確実に開発は進んでいます。全力で取り組んでいます…次のタイトルも素晴らしいものになるでしょう。本当に頑張っています。今はそれだけしかお伝えできませんが、どうか楽しみに待っていてください」

ファンはビジュアルやゲームプレイ映像、発売時期を待ち望んでいるかもしれませんが、長期の沈黙とスクウェア・エニックス内部の再編成や情報不足による中止説が浮上する中で、堀井氏の最新発言は心強い保証となりました。

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2024年5月には、堀井氏がシリーズの重要人物であるキャラクターデザイナーの鳥山明氏と作曲家のすぎやまこういち氏の逝去に言及し、フランチャイズを継続させることへの想いを語りました。加えて、長年プロデューサーを務めた三宅有氏がスクウェア・エニックスのモバイル部門統括に異動したことも、さらなる不確定要素となりました。

こうした困難にもかかわらず、堀井氏の情熱は変わりません。開発は水面下で進められており、詳細はまだ明かされていませんが、メッセージは明確です──『ドラゴンクエストXII』はやってくる。待ち続けるファンにはきっと報われるでしょう。